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vol.51Special Interview

新地 洋和芝浦グループホールディングス株式会社 代表取締役社長

企業成長の鍵は、新たな価値創造。

太陽光発電のリーディングカンパニーとして知られる芝浦グループホールディングス株式会社が、現在手がけているビジネスは太陽光発電事業だけでない。不動産事業、建設事業、小売電気事業、ホテル事業、アグリ事業など、多岐にわたる事業を展開している。
会社の成長・拡大とともに、さまざまなジャンルのビジネスを手がけている芝浦グループの成長戦略と今後の展開について、代表取締役社長の新地洋和さんに伺った。

芝浦グループホールディングスのビジネス戦略に迫る

御社はさまざまなジャンルの事業を手がけていらっしゃいますが、創業当初はどのような事業から始まったのでしょうか。

芝浦グループは、代表取締役会長でCEOを務める新地哲己が1977年に創業した「シンチデンキ」がはじまりです。創業当初の主な事業は、家電販売業でした。その後、空調設備工事業に転身し、2002年より太陽光発電事業を開始しました。2005年、全国で初めて全戸個別供給型太陽光発電付きマンション「ニューガイアシリーズ」を手がけるようになりました。集合住宅にも関わらず、発電した電力が世帯ごとに割り当てられ売電収入が得られるマンションは、マスコミでも話題となりました。お陰様で、現在でも常に90%以上を誇る、高い入居率を誇っています。
2010年には、ホールディングス体制となり、事業が拡大していきました。2012年には民間主導第1号となる大規模太陽光発電所の運転を開始し、「メガソーラー」の先駆者として全国に知られることとなりました。

太陽光発電事業を皮切りに多くの事業を展開していますが、意欲的に新しい事業にチャレンジしていく理由を教えてください。

時代は、絶えず変化していきます。そして、その時代によって求められるもの、必要とされるものが変わっていきます。だからこそ、時代の変化を見極め、先を読み、自分たちに何ができるかを考え、即実行していくことが企業を存続させ、成長させていくことに欠かせないと考えています。

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2019年6月にグランドオープンしたニューガイアギャラリー〈東京都港区芝〉
こうした芝浦グループならではの挑戦意欲を表現し続けることで、他社の企業様より新しいビジネスにつながるような情報やアイデア、新規事業のご提案などを頂戴することがあります。それらはすぐに実用化や収益化できるものは少ないかもしれませんが、弊社が今まで培った経験や技術、グループシナジーを活用することで、新しい事業につながることが多々あります。こうして新しいビジネスに取り組んでいくことが、企業を成長させるために欠かせないと考えています。
また、これからの日本は少子高齢化を迎え、労働人口も減少していきます。芝浦グループが常に新しいビジネスを展開していくことで、企業としての魅力を高め、収益を上げていくことは、雇用を安定化させるためにとても重要です。今いる社員たちには「芝浦グループでの仕事が楽しい」と、就職先を探す学生たちには「芝浦グループで働いてみたい」と思ってもらうためにも、企業としての挑戦意欲は持ち続けたいですね。

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ニューガイアクレドール博多〈福岡市博多区〉

現在手がけている新規事業、または今後手がける予定の新規事業がありましたら教えてください。

初の美術品事業となる「ニューガイアギャラリー」が、今年の6月、東京都港区芝にオープンしました。ギャラリーでは「アール・グラージュ」という、絵画・照明・音楽の組み合わせにより、時の流れや季節の移り変わりを表現する、全く新しいアート作品を取り扱っています。他にも、有田焼の器や陶板など、他のギャラリーではなかなか手に入らない、高価で価値のある美術品を取り扱っています。ここでしか手に入らない作品を求めて、各地からお客様に足を運んでいただいております。
来年の夏には、キャナルシティのそばにワンフロア1 邸のマンション「ニューガイアクレドール博多」が完成します。12階建のこのマンションは、ワンフロアに141㎡の1LDKが1邸のみ、全11邸という、ラグジュアリーなマンションです。主なターゲットは、自宅兼事務所が欲しいというクリエイターやセカンドハウスをお探しの関東&関西方面の方です。

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スーパーカーガレージ〈福岡市中央区〉
また、来年には、天神北に10階建の自社ビルを建設開始予定です。最上階にイベント開催などに使えるホールを、2階〜6階(予定)にはスーパーカー専用の車庫「スーパーカーガレージ」を、1階にはスーパーカーの整備・点検などができる「ニューガイアモータース」を併設します。ここ数年、福岡では高級輸入車の販売数が右肩上がりに増えていますが、安全に高級車を停められるガレージが少ないのが現状です。愛車を安心して駐車しておけるだけでなく、「ニューガイアモータース」で日頃の点検もできる、車好きの痒いところまで手が届くサービスを考えております。
また、今年の7月には北九州・熊本に続き、3回目となる「メガスーパーカーモーターショー2019」を、マリンメッセ福岡で開催します(詳細は、裏表紙にて)。
メガソーラーで知名度のある弊社ですが、一般の方にはまだ馴染みがありません。これが芝浦グループを知ってもらえるきっかけになれば、とも考えています。おかげさまで、過去2回は多くのお客様にお越しいただきました。
これらの事業に共通しているのは、「新しい価値の創造」です。ちょっとしたアイデアや組み合わせの変化で、新しい価値を創り出し、お客様にお届けすることで夢や希望を与える。これこそが芝浦グループが最も得意とすることです。そして、このような新しい価値の創造が企業としての成長を促し、企業価値を高めることにつながっていきます。

今後の目標を教えてください。

是非とも「メガスーパーカーモーターショー」を東京で開催したいですね。弊社は昨年、港区芝に東京支社を開設しました。今後は不動産業、建設業など、東京での事業拡大を図っていきます。芝浦グループを東京で認知してもらうには、このイベントは絶好の機会だと考えています。

メガスーパーカー
モーターショーとは?

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7月19~22日の4日間、マリンメッセ福岡にて開催される「メガスーパーカーモーターショー2019」。
芝浦グループが手がける高級輸入車に特化したイベントだ。
自ら陣頭指揮をとる新地社長に、イベントへかける思いを伺った。

3台10億円超えのメガスーパーカーが勢ぞろい!

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目を輝かせながら写真や動画を撮る子どもたちがとても印象的だったと語る新地社長。

「メガスーパーカーモーターショー」開催のきっかけを教えてください。

弊社会長は子どもの頃、「いつかこんな車に乗れる大人になりたい」とスーパーカーに憧れていたそうです。それが、グループを発展させていった原動力のひとつなのかもしれません。若者の車離れが叫ばれる時代だからこそ、憧れの車を通して、「自分もいつか乗りたい」と子どもたちに夢をもってもらいたい。願いが強ければ叶う夢もあることを知ってほしい。そんな思いから、このイベントは誕生しました。
弊社の事業はBtoBがメインの為、一般の方に「芝浦グループ」の名前はまだまだ浸透していません。弊社の事を知っていただくにはどうしたらいいか、テレビや新聞に企業広告を出すのではなく、私たちらしい独自の魅せ方はないか模索していた中で、このイベントがまさに、一般の方々との架け橋だったのです。

開催にあたってのご苦労などはありましたか?

第1回目は、弊社の本社がある北九州で行いました。弊社ならではのカラーを打ち出したいとの思いから、いわゆるイベント会社には依頼をせず、社内で企画から運営までを行うことにしました。私も、社員も、すべてが初めての経験で、わからないことだらけ。チケット販売もどうしたらいいのかわからず、チケットぴあに電話して「どうしたら御社で扱ってくれますか?」と確認したり(笑)。チケットも直前まであまり動かず、本当にお客様がきてくださるのかヒヤヒヤしました。ですが、蓋を開けてみると47000人以上もの来場者がありました。本当にうれしかったですね。
第1回目は「ブガッティヴェイロン」と「ケーニグセグアゲーラRSR」を展示しました。そして、エンジン音を実際に聞いていただく「エキゾースト生ライブ」を行いました。エンジンをかけると遠くから人が駆け寄ってくるほど、大迫力のエンジン音はお客様に大好評でした。
スーパーカーブーム世代の大人はもちろん、子どもたちにもスーパーカーを身近に感じてもらえたことは、とても嬉しく思います。

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4億円を超える「ブガッティ シロン」
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家族連れでにぎわう屋外グルメエリア(2018年熊本)
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入場に長蛇の列(2017年北九州)

第2回目は、なぜ熊本で行ったのでしょうか。

西熊本駅の駅前開発を弊社で担当させていただいたり、株式会社ニューガイアの熊本支店ができるなど、熊本とはご縁があります。その熊本が震災に見舞われたこともあり、第2回目は復興支援の意味合いを込めて、熊本での開催を決めました。
飲食・物販ブースは、被災した事業者の出展料を無料にしたり、熊本県内の小学生に招待チケットを配布したり、我々ができる形で復興支援をさせていただきました。お陰様で42000人を超えるお客様にご来場いただきました。

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スーパーカーに大興奮の子どもたち(2018年熊本)
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迫力のエンジン音が体感できる「エキゾースト生ライブ」
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歴代のランボルギーニが並ぶ「ランボルギーニヒストリー」

今回で3回目となる福岡ではどのような目玉がありますか?

弊社が所有している「ブガッティシロン」と前述の2台、3台あわせて10億円を超えるメガスーパーカーを披露するだけでなく、過去2回の「メガスーパーカーモーターショー」で人気だった、歴代のランボルギーニを展示する「ランボルギーニヒストリー」、「エキゾースト生ライブ」に加え、福岡ならではの企画もたくさんご用意しています。
今回の初企画は、「ミスメガスーパーカーモーターショーコンテスト」です。入場チケットに投票券がついており、来場者による投票で賞金100万円のグランプリが決定します。他にも、現在、日本では滅多にお目にかかれない希少なスーパーカーの出展も検討しています。
念願の福岡市内での開催です。ここでしか出会えないスーパーカー、ここでしか体感できないエンジン音など、ぜひこの機会にお楽しみいただきたいと思います。

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新地 洋和 芝浦グループホールディングス株式会社 代表取締役社長

1979年北九州市出身。
2002年芝浦特機(株)(現 芝浦建設)入社。
2010年(株)ニューガイア代表取締役及び芝浦グループホールディングス(株)取締役就任。
2012年ニューガイアエナジー(株)代表取締役を経て、2017年8月芝浦グループホールディングス(株)代表取締役社長就任。