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vol.45Bizread Interview

古賀慶之助氏中央整骨鍼灸院グループ 総括院長

福岡市鍼灸師会会長の古賀慶之助氏に聞く
なぜ、東洋医学は、企業の健康経営に〝効く〟のか!?

 企業の活力源である経営者の健康づくりや就業員の健康管理は、どのように取り組んだらいいのか。地元鍼灸界の第一人者であり、福岡市鍼灸師会会長などを務める古賀慶之助・中央整骨鍼灸院グループ総括院長に健康づくりのツボや鍼灸界としての取り組みを聞いた。

福岡市鍼灸師会会長が語る、〝未病〞という東洋医学の真骨頂

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専門学校で学生向けに指導する古賀院長

 2000年余の歴史をもつ東洋医学は、古典医学書にもとづく薬物療法の漢方医学、ツボを鍼や灸で刺激する物理療法である鍼灸医学で構成されている。
「まだ病気になっていないものの、体のどこかで変調が起きそうな〝未病〞という状態が東洋医学の得意なところです」。福岡市鍼灸師会会長をはじめ、福岡県鍼灸マッサージ師会副会長などの公職を多数務める古賀慶之助・中央整骨鍼灸院グループ総括院長は、にこやかな表情で東洋医学の真骨頂を語る。
「東洋医学と西洋医学の強みや得意分野を相互に生かして、治療院と医療機関が連携していくネットワークづくりに取り組んでいます」と語る古賀院長は、もともと医学部志望だった。大学受験時に開業医の叔父から、「今後、注目される医療」として紹介されたのが鍼灸だった。
 日本の鍼灸教育で初の4年制大学である明治鍼灸大学(現明治国際医療大学)に進学した古賀院長は、日本でも珍しかったMRI(磁気共鳴画像装置)をいち早く導入したのを見て、「これは、すごい研究ができる」と、胸が高鳴るのを覚えたという。

東洋医学と西洋医学の連携づくり

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福岡県選出の国会議員とのヒトコマ

 業界の発展に向けて関係団体の役員を歴任する。さらに独自に研究や自己研鑽を重ね、2011年に国家試験や登録事務を担う東洋療法研修試験財団から理事長表彰を受けた。
友人や知人に医師が多い古賀院長が現在、熱心に取り組んでいるのが、医療機関のMRIを地域の治療院にも開放して、治療に活用していく連携体制づくりだ。
高額なMRIは単独の医療機関だけで採算を賄えないため、近隣の治療院にも開放することで治療院と医療機関にとって、双方よしの関係を構築していく考えだ。
このような東洋医学と西洋医学との関係構築に向けた足掛かりとして、スポーツ分野で連携していく目的で今年7月、一般社団法人スポーツ医科学学会を立ち上げた。
同学会の副会長に就任した古賀院長は、「スポーツ医科学において医師の西洋医学的な視点も取り入れながら、柔道整復師・鍼灸師による東洋医学的な治療を広げていく」というビジョンを明らかにする。

鍼灸界の健全発展や経営者・従業員の健康づくりに尽力

平均寿命の伸長や人口高齢化にともなって、かつての55歳定年が60歳定年となり、さらに65歳定年へ伸び、将来的には70歳定年の動きもみられる。就職後の就労期間が延びた結果、企業は従業員の健康診断だけでなく、未病も含めた健康管理を考えていく必要がある。
この点を踏まえ、「心掛け次第で人は健康になれる。健康における心掛けの大切さを広めていきたい」と力説する古賀院長は具体例として、マッサージなどで済ませがちな腰痛を挙げる。
「腰痛が治らない根本的な原因は日常生活動作(ADL)です。腰が痛くなって治療に通う人が多いものの、本来は日常生活での正しく適切な動作をまず知ることが大切です」と訴える。
一方、健康づくりを担う鍼灸・整骨分野の人材育成が一足早く規制緩和された結果、人材の大幅供給増となり、施術の質的な担保や過当競争が懸念されている。
こうした状況も見据えながら、鍼灸界の健全な発展を目指す古賀院長は、日本の社会保障制度の現状も踏まえた上で、「昨今、健康保険適用をうたう治療院が多い一方、健康保険がひっ迫した財政状況にあるので、病気にならない体づくりで健康保険に頼らない健康づくりが大事です」と、大局観に立って将来的なビジョンを思い描く。

リーズナブルな価格で国家資格取得者が施術

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全日本鍼灸師学会で会員向けに臨床を実演する古賀院長

九州電力本社近くの福岡市・日赤通沿いに本院を構える『中央整骨鍼灸院』は、鍼灸院と整骨(柔道整復)院を一体とした治療院だ。鍼灸をはじめ、整骨やスポーツトレーニング、不妊治療などを幅広く手掛ける中央整骨鍼灸院には老若男女を問わず数多くの来院客が訪れる。
院内自体は一見、一般的な造りながら、整骨の治療スペースと鍼灸の治療スペースが完全に分離する、福岡市内でも珍しい完全セパレート型を採用する。
1回あたりの治療費は3000円〜5000円とリーズナブルな価格設定にも関わらず、施術者は全員、国家資格取得者(『はり師』『きゅう師』『柔道整復師』)だ。
古賀院長は福岡県内で医師、鍼灸師も含めて、わずか14人しかいない全日本鍼灸学会の認定者の一人として名を連ねる。
中央整骨鍼灸院の患者からは、「ちまたによくある整骨のおまけの鍼灸でなく、また鍼灸のついでに整骨を行う治療院でなく、それぞれの国家資格取得者が責任を持って症状に応じて治療を担当するので、安心して通うことができる」との声もよく聞かれる。

従業員の健康づくりの〝切り札〞企業・健保向け団体割引を提案

周辺にオフィスビルが多いという場所柄、中央整骨鍼灸院に通う企業経営者も多い。中には取引先の担当者らに連れられて、這うようにして来院した企業経営者が整骨と鍼灸による治療を受けた結果、背筋を伸ばして元気に歩いて帰る姿もよく見かけられるという。
経営者からの評価も高い中央整骨鍼灸院は今年5月、『企業従業員様割引制度』をスタートさせた。
中央整骨鍼灸院と契約した企業の従業員は、名刺や社員証を呈示するだけで10パーセント割引が適用される。
一方、契約企業に対しては、匿名化した症例に基づく職場環境の改善リポートを作成・提案していく。

 

「従業員が労災認定の腰痛を患ったら、一人平均で約50万円の医療費が投入され、さらに同42万円の金銭補償、同4・3日の職が生じるとの報告があります。
労災予防は企業の経営効率化を図る上で不可欠であり、高品質な施術を割引価格で提供する企業従業員様割引制度を企業経営者や企業内健康保険組合に提案しています」(古賀院長)
経営者としての健康づくりをはじめ、従業員の健康管理に関心のある方々は一度、中央整骨鍼灸院の門を叩いて、古賀院長を訪ねてみてはいかがだろうか。

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中西久美さんフルート奏者・フリーアナウンサー国民的“美魔女”コンテストファイナリスト

美魔女が明かす「男性陣に鍼をお奨めする」理由とは

かつてのTV局女子アナ時代に比べて、ママになったいまの方が、「スリムできれいになったのではないか」とよく言われます。
2011年の「第2回国民的“美魔女”コンテスト」(光文社主催)でファイナリストに選ばれましたが、日頃のお手入れとともに中央整骨鍼灸院の美容鍼が欠かせません。
鍼はまったく痛くなく、中央整骨鍼灸院は明るくアットホームな治療院なので、女性の美容だけでなく、男性の方々の元気づくりにもお奨めです。

福岡県選出の国会議員とのヒトコマ演奏や講演などは下記のサイトをご参照ください。
http://www.nakanishikumi.com/

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古賀慶之助中央整骨鍼灸院グループ 総括院長

1967年1月10日生、福岡県飯塚市出身、明治鍼灸大学(現明治国際医療大学)鍼灸学部鍼灸学科卒。
中央整骨鍼灸院に就職後、1995年7月同院を事業継承して院長に就任。主な公職・資格は一般社団法人福岡市鍼灸師会会長、公益社団法人福岡県鍼灸マッサージ師会副会長、一般社団法人日本スポーツ医科学学会副会長、NPO法人ジャパンアスレチックトレーナーズ協会(JATAC)認定アスレッチックトレーナー、公益社団法人日本鍼灸師会鍼灸臨床研修指導者、柔道整復師会協同組合常務理事、学校法人九州環境福祉医療専門学校講師、介護支援専門員(ケアマネージャー)、JBSV(柔道整復師ボランティア制度)認定者養成講座修了者、NPO法人日本不妊カウンセリング学会会員など。