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vol.50Seminar Report

小石原 隆史一般社団法人学生就職支援協会

中小企業のさらなる向上を促す
「採用力」向上のポイントとは?

ここ数年、採用市場は「超」がつくほどの売り手市場が続いている。このような状況下では、中小企業の人材確保は非常に厳しいといっても過言ではないだろう。
だからこそ、「中小企業は、今こそ『採用力』を磨くべきである」と一般社団法人 学生就職支援協会の代表理事・小石原隆史さんは言う。果たして「採用力」とは、一体どんなものだろうか。

「採用力」向上のポイントとは?

まずは、昨今の採用状況について教えてください。

皆様もご存知の通り、現在の採用状況は売り手市場です。学生は複数の企業から内定を容易に確保できる状況にあり、内定辞退の多さも問題になっています。また、働き方改革に代表される雇用環境の変化に合わせ、求職者の就業意識も変化しています。求職情報の取得方法も、スマートフォンの普及により多様化しています。このように、時代に合わせて採用市場は変化しておりますが、ほとんどの中小企業がこの変化についていけず、旧態依然の採用を行っています。その結果、思うように人材確保ができていないという現状があります。
会社の成長には、「人材確保」と「人材育成」が欠かせません。ですが、採用に関する知識を身につける機会が少ないように感じます。これからの日本は、労働力減少が深刻な問題となってきます。だからこそ、「採用力」の強化が今後は必須になることでしょう。

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一般社団法人 学生就職支援協会
松枝美華

「採用力」を強めるために具体的にどのようなことをしたらいいのでしょうか。

採用を行う前に、まずはじめに考えて欲しいのが、「会社として、どんな人材が必要であるか」ということです。採用者に求める能力や人柄など、ペルソナを明確にすることが大切です。こうすることで、ターゲットに合わせた採用戦略を立てることができます。
次にここで決めた人物像を、経営者や人事だけでなく、社内全体で共有します。採用は、経営者や人事のみで行うものではありません。社員を巻き込みながら「会社全体で採用をする」という気持ちを、皆で共有することが大切です。このような心がけが働きやすい職場環境をつくるとともに、新入社員が悩んだり困った時などにフォローがしやすくなります。
そして、もっとも重要なのが、「会社をひとりでも多くの求職者に知ってもらうこと」です。そのために、経営者はもちろん採用担当者が会社の特徴や強みを把握し、第三者にわかりやすく、そして魅力的に伝えることが必要です。
ひと昔前は、採用といえばハローワークなどに提出すれば、自然と人が集まってきました。そして、その中から選べばよかったのですが、今は違います。採用は「集まる」のではなく、「集める」努力が必要なのです。そして、こちらが「選ぶ」前に、「選ばれる」努力もしないといけません。
大企業に比べ、中小企業は知名度の面でどうしても遅れをとってしまいます。売り手市場が進めば進むほど、採用面では不利になる。中小企業にこそ、採用力、採用ブランディングが必要であると私は考えます。でも、福岡ではなかなか採用を学ぶ機会がありません。そこで、採用について体系的に学べる「小さな会社の採用の技術」というセミナーを開催することにしたんです。

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セミナーでは具体的にどんなことをするのでしょうか。

採用市場の現状説明はもちろん、中小企業に必要な採用知識と技術を二日間で身につけることができるよう、ワークショップを取り入れたセミナー内容です。採用メッセージや採用設計もセミナーの中でワーク形式にて作り上げていきます。
また、現役大学生を相手にロールプレイングを通じ、大学生のリアルな反応を見ることも可能です。セミナー終了後は、実用的な採用計画ができ上がるため、会社に持ち帰ってすぐに採用活動ができるはずです。
講師には、弊社の松枝美華も登壇します。学生の就職相談を担当する彼女から、学生が就職活動をする際、どのように考えるのか、どのような企業を魅力的に思うのか、学生の現状をお伝えします。
また、セミナーは再受講制度も設けております。同じセミナーに何度も参加していただくことで、採用力を磨けるようお手伝いをしていきたいと考えています。

セミナー参加を考えている方へメッセージをください。

経営者の方は、多忙な日々を過ごされていると思います。ですので、採用についてじっくりと考える時間を持つことは難しいかもしれません。ですが、会社の成長に「採用力」はもはや欠かせないものです。だからこそ、二日間みっちりとセミナーにご参加いただき、自社の強みをはじめ採用に関してしっかりと考えていただければと思います。また、可能であれば経営者だけでなく、人事担当の方とのご参加をお勧めします。採用の最前線にいらっしゃる担当の方と、経営者が採用に関してビジョンを共有しておくことで、採用がスムーズに進みます。

小さな会社の採用の技術セミナー3つの特徴

1.学生の生の声が聞ける

セミナーを主催するのは、大学生の就職支援を行っている「一般社団法人学生就職支援協会」。学生たちがどのような企業に就職したいのか、魅力を感じているのかなど、学生たちのリアルな声を教えてくれる。新卒採用を考えている企業には、とても頼もしいセミナーとなること間違いなしだ。

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2.採用計画が2日間で完成

 「採用の目的の明確化」「採用理念の確立」など、10のステップに沿いながら進むセミナーは、ワークショップも多数に取り入れた実践的な内容が魅力。2日間のセミナーが終了する頃は、採用活動に活用できる、自社の魅力にあった採用計画が完成。すぐに採用活動を始められます。

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3.学生からのフィードバック

セミナーの中では、学生を対象としたロールプレイングを行います。ロールプレイング終了後は、実際に学生たちがどのように感じたか、正直な感想をフィードバックしてもらいます。その後、学生たちの意見を取り入れながら、その場で採用メッセージをはじめとした採用計画の修正・改善を行います。
学生の声を取り入れ・作りあげた採用計画なら、学生たちの心を掴み、採用率アップを叶えることができるでしょう

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小石原 隆史こいしわら たかし

一般社団法人学生就職支援協会 代表理事
株式会社ネオ倶楽部 取締役 MBA(経営学修士)
【著書】内定思考(梓書院)採用担当者の心得(労働新聞社)